全国生殖医療調査
- 2022年の日本産婦人科学会の全国調査では、総採卵周期数は27万9218周期(体外受精9万1402周期・顕微授精(Split含む)18万7816周期)、凍結胚移植は26万4412周期で、総数54万3630周期の生殖医療が行われました。
- 胚移植を行ったのが、新鮮胚3万1510周期・凍結胚26万101周期、総数29万1611周期でした。(新鮮胚と凍結胚移植の割合は1:8でした。)
- 妊娠は10万5233例で、新鮮胚移植による妊娠が6885例・凍結胚移植による妊娠が9万8348例でした。(妊娠例での新鮮胚と凍結胚の割合は1:14でした。)
- 胚移植あたりの妊娠率は36.1%で新鮮胚移植妊娠率21.9%・凍結胚移植妊娠率37.8%の成績でした。
- 流産は2万6844例で、新鮮胚移植1678例・凍結胚移植2万5166例でした。妊娠あたりの流産率は25.5%で、新鮮胚移植24.4%・凍結胚移植25.6%でした。
- 生産分娩数は7万5172例で、新鮮胚移植4883例・凍結胚移植7万289例でした。移植あたりの生産率は、新鮮胚移植15.5%・凍結胚移植27.0%でした。

2022年ARTデータブックはこちら(PDF注意)
https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf
2022年当院
- 2022年の採卵件数は897周期で、体外受精457周期・顕微授精419周期・Split 21周期でした。凍結胚移植は564周期、総数1461周期の生殖医療を行いました。
- 胚移植回数は609回で、新鮮胚45周期・凍結胚移植564周期でした。
(新鮮胚と凍結胚移植の割合は1:12でした。)
- 妊娠は248例成立し、新鮮胚移植による妊娠が14例・凍結胚移植による妊娠が234例ありました。
(妊娠例での新鮮胚と凍結胚移植の割合は1:16でした。)
- 胚移植あたりの妊娠率は40.7%で、新鮮胚移植の妊娠率31.1%・凍結胚移植の妊娠率41.5%でした。
- 流産は59例で、新鮮胚移植3例・凍結胚移植56例でした。妊娠あたりの流産率は23.8%で、新鮮胚移植21.4%、凍結胚移植23.9%でした。
- 症例数は536例で、29歳以下は55人、30歳~34歳は121人、35歳~39歳は172人、40歳以上は188人でした。平均年齢は36.3歳、中央値は38歳でした。(図1)
- 妊娠症例は233例で(症例あたりの妊娠率は43.5%)、29歳以下は36人(65.5%)、30歳~34歳は72人(59.5%)、35歳~39歳は83人(48.3%)、40歳以上は42人(22.3%)でした。(図3)
- 体外受精の受精率は76.7%、顕微授精は80%でした(ただし受精障害は除く)。良好初期胚率は34.6%、胚盤胞到達率55.7%(体外受精由来59.7%、顕微授精由来51.4%)でした。

図1 体外受精症例の年齢分布

図2 2022年 当院での胚移植あたりの妊娠率、流産率

図3 2022年 当院での症例あたりの妊娠率、流産率