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不妊治療INFERTILITY TREATMENT

妊娠のしくみ

妊娠が成立するためには、卵子と精子が成熟、排出され、卵管内で受精し、受精卵が子宮に着床することが必要です。

1.卵子の成熟

卵巣の中では何万個という卵子がホルモンの刺激を受けるまで眠っています。月経が始まるとそのうちの数個が目覚め、複雑なホルモンの刺激によって発育し、月経周期の14日目には卵子の入った卵胞は2cmにまで成長します。

2.排卵

その時、排卵を刺激するホルモンが脳下垂体から急激に分泌され、卵胞は破裂し卵子は排卵されます。排卵された卵子は卵管釆から卵管に取り込まれます。

3.精子

男性の精巣内で毎日膨大な数の精子が作られています。刺激によって射精された精子は腟に放出された後、その何分の一かは排卵期に子宮口から分泌される頚管粘液に乗り移ります。しかし、子宮内を上昇し卵管にまで達するのは数百の精子でしかありません。

4.受精

卵管膨大部で活動が活発になった精子の内一個が透明帯と呼ばれる卵子の殻を破って卵細胞内に侵入し卵子の細胞を刺激します。そして、卵子の核と精子の核が融合し受精が成立します。受精卵は翌日には細胞分裂し胚となります。

5.着床

卵管の中を分裂を繰り返し、細胞数を増やしながら数日かけて通過し胚盤胞となって子宮に達し、ここで透明帯という胚を包んでいた殻から抜け出した後に子宮内膜に潜り込みます。これが着床という現象で、その後胚は子宮内で保護され育成され妊娠が成立します。